国内旅行で保険に入るべきか、迷ったことはありませんか?

「日本だし安全でしょ」
「今まで入ったことないし大丈夫そう」

そう思うのは自然です。

しかし、旅行会社でお客様対応をしてきた経験から言うと、
国内旅行でも“想定外のトラブル”は意外と多く発生します。

結論からお伝えすると、

国内旅行保険は“人によって必要”です。
ただし、必要な人は入っていないと損をする可能性があります。

この記事では、「結局いるのか?」を判断できるように解説します。

国内旅行保険がいらないと言われる理由

まず、多くの方が「いらない」と感じる理由です。

日本は医療制度がある

健康保険が使えるため、医療費は3割負担。
海外のような高額請求は基本的にありません。

治安が良い

盗難や犯罪が少ないため、リスクを感じにくいです。

クレジットカード付帯保険がある

カードに保険が付いているから十分、という考え方もあります。

クレジットカード付帯保険で十分?見落としがちな注意点

ここが非常に重要です。

クレジットカードの旅行保険は便利ですが、
「条件付き」であることが多い点に注意が必要です。

よくある注意点

  • 旅行代金(交通費など)をカードで支払っていないと対象外
  • 補償額が少ない(特に携行品・賠償)
  • 国内旅行は補償対象外のカードもある
  • 遅延・欠航などは対象外の場合がある

👉 特に見落としやすいのが
「カード決済していないと補償されない」ケース

また、スマホやカメラなどの携行品補償が弱いことも多く、
“足りない部分が出やすい”のが実情です。

国内旅行保険が必要な理由

国内旅行は安全なイメージがありますが、
実際は「非日常」であることがリスクになります。

  • 慣れない土地
  • スケジュールの詰め込み
  • 気の緩み

 こうした状況で注意力が落ち、トラブルが起きやすくなります。

素敵な景色や、初めて歩く道。

いろんなものに興味をそそられ、スマホで写真は撮らなくちゃいけないし

折りたたみ傘も持っている、暑くて脱いだ上着をかばんにしまったり出したり

などと行っていると、物を落としたり周りが見えずに他人にぶつかったりもします。

足元の段差などに気づかないことも多いです。

実際にあったトラブル(現場での事例をご紹介)

温泉で転倒しケガ(保険未加入)

お住まいの県内で1泊の温泉旅行中、高齢のお客様が浴場で転倒。

国内だから大丈夫と保険未加入でしたが、「たった1泊でも起こる」典型例です。

飛行機欠航で宿泊費発生(保険加入)

台風で飛行機が欠航し、急遽もう1泊。

このお客様は遅延補償付き保険に加入していたため、
宿泊費が後日補償されました。

「入っていてよかった」と実感されるケースです。

国内旅行で起きやすいリスク

ケガ・事故

温泉、階段、観光地での転倒など

携行品トラブル

スマホ破損、カメラ落下、荷物の紛失

賠償責任

他人へのケガ、宿の備品破損

交通トラブル

欠航・遅延・足止めによる宿泊費

国内旅行保険はいくら?実際の料金感

気になる費用ですが、

1泊2日で300円〜1,000円程度が目安

家族旅行でも数千円ほどで加入できます。

この金額で、

  • 数万円〜数十万円の補償
  • トラブル時の安心

が得られると考えると、コストは大きくありません。

入るべき人・いらない人

入るべき人

  • 子連れ・高齢者との旅行
  • 飛行機利用
  • 高額な持ち物がある
  • 天候リスクがある時期

少しでも不安があるなら入る価値があります。

無理に入らなくてもよい人

  • 近距離・日帰り
  • 荷物が少ない
  • クレカ保険で十分カバーできる

保険の選び方(失敗しないポイント)

  • 携行品補償(スマホ・カメラ)
  • 賠償責任
  • 交通トラブル補償
  • 免責金額

セットになっているものが多いと思いますが、必要な補償だけ選べばOKです。

結論|迷うならこう考えてください

国内旅行保険は、

「安心を買うもの」です。

「使わなかったから損」ではありません。旅行現場でよく聞くのは、

  • 何も起きなかった人 → 忘れる
  • トラブルに遭った人 → 強く後悔する

という違いです。

そして保険に入っていた方はこう言います。

「使わなくてよかった。でも入っていて安心だった」

国内旅行でも、慣れない環境では何が起きるか分かりません。

少額で安心を買うかどうか

この視点で判断することをおすすめします。

ABOUT ME
おケイ
旅行会社勤務歴20年継続中。国家資格である国内・総合旅行取扱管理者、総合添乗員、トラベルコーディネーターの資格を保有しております。 日々旅行の相談を受け、時にはコースを作り、時には添乗員として出かけることもあります。 皆さまの旅行を向上させるをモットーに、旅行のクオリティがぎゅんぎゅん上がる! いつもの上行く、思い出に残る旅行のアイディアをご提案してゆきます。