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旅行中の写真撮影とSNS投稿: マナーとトラブル回避法

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旅行中のSNS投稿に注意!写真や動画を撮影・共有するときのマナーとトラブル回避法

旅行中に素敵な景色や楽しい体験を写真や動画に収めて、SNSに投稿するのは楽しいですよね。

しかし、その際には、自分や他人のプライバシーや安全を守るために、いくつかの注意点があります。

今回は、旅行中のSNS投稿に関するマナーとトラブル回避法についてご紹介します。

肖像権を侵害しないようにしましょう

写真や動画には、自分だけでなく、周囲の人や動物も映り込むことがあります。

その場合、その人や動物の肖像権を侵害してしまう可能性があります。

肖像権とは、自分の顔や姿を自由に使われないようにする権利のことです。

肖像権を侵害すると、損害賠償請求や削除要請などの法的なトラブルに巻き込まれることがあります。

では、どのようにすれば肖像権を侵害しないようにできるのでしょうか。基本的には、以下の3つのポイントを守りましょう。

許可を得る

写真や動画に他人が映り込む場合は、できるだけ事前に許可を得るようにしましょう。

特に、子供や有名人などの場合は、親やマネージャーなどの代理人からも許可を得る必要があります。

許可を得ることが難しい場合は、次のポイントに従いましょう。

加工する

写真や動画に他人が映り込んでいる場合は、その人の顔や特徴的な部分を加工して、識別できないようにしましょう。

例えば、モザイクやぼかし、スタンプなどを使って隠す方法があります。

加工することで、肖像権の侵害を防ぐことができます。

控える

写真や動画に他人が映り込んでいる場合は、SNSに投稿するのを控えることも一つの方法です。

特に、他人のプライバシーや感情を傷つける可能性が高い場合は、

自分の目的や必要性を考えて、投稿する必要があるかどうか判断しましょう。

投稿しないことで、トラブルを未然に防ぐことができます。

自分の情報を漏らさないようにしましょう

写真や動画には、自分の情報が含まれていることがあります。

例えば、旅券や航空券、ホテルの鍵などの個人情報や、地図や看板などの位置情報などです。

これらの情報をSNSに投稿すると、悪意のある人に悪用される可能性があります。

以下は、注意すべきポイントと対処法です。

盗難や詐欺

自分の旅行先や滞在先を知られると、自宅に空き巣が入ったり

や荷物が盗まれたり、不審な電話やメールが来たりすることがあります。

また、旅券や航空券などの個人情報を知られると、本人になりすまして

詐欺や犯罪に利用されることがあります。

個人情報を写真や動画から隠すか、編集することが重要です。

個人情報が映っている部分をぼかしたり、切り取ったりして、SNSに投稿しましょう。

ストーカーや嫌がらせ

自分の現在地や移動予定を知られると、ストーカーや嫌がらせを受けることがあります。

特に、女性や子供の場合は、危険な目に遭うこともあります。

写真や動画から位置情報を削除し、リアルタイムでの投稿は避けることが大切です。

投稿は、旅行終了後や一定時間経過後に行いましょう。

予約やキャンセルのトラブル

自分のホテルやレストランなどの予約情報を知られると、

他人によって予約が変更されたり、キャンセルされたりすることがあります。

写真や動画に予約情報が映っている場合は、その部分を隠すか、

編集して消去しましょう。予約情報を公開しないようにしましょう。

現地の文化や法律を尊重しましょう

写真や動画を撮影・共有するときは、現地の文化や法律にも配慮する必要があります。

宗教施設や墓地などの神聖な場所

信仰の対象となる場所や、死者や先祖を敬う場所では、撮影することが不適切な場合があります。

景色の良さや普段目に触れない珍しい場所であっても、大きな声で騒ぎ

写真や動画を撮ることは控え、行う場合はよく周りを確認しましょう。

軍事施設や政府施設などの機密な場所

撮影が違法である場合や、自身の安全が脅かされる場合があります。

動物園や水族館などの動物のいる場所

動物にストレスを与える恐れがあるため、撮影を控えることが望ましいです。

これらの場所では、撮影する前にルールや規制を理解し、現地の人やスタッフに確認することが重要です。

また、撮影する際は周囲の人々や文化を尊重し、適切なマナーや配慮を心掛けましょう。

安全を最優先にしましょう

旅行中の写真や動画の撮影は楽しいものですが、安全を最優先にすることも大切です。

危険な場所や状況での撮影を避ける

写真や動画を撮影する際には、安全な場所や状況で行うことが重要です。

例えば、断崖や急斜面、交通量の多い道路などでの撮影は事故や怪我の原因となります。

注意深く周囲を観察する

撮影する際は、周囲の状況や人々の動きに注意を払いましょう。突然の危険やトラブルが起きた場合には、すぐに安全な場所に移動することが必要です。

貴重品や身の安全を確保する

撮影中に貴重品や身の安全を確保するために、荷物や財布を見失わないようにし、

人混みや混乱した場所では特に注意が必要です。

また、夜間や人目の少ない場所では、他者との遭遇に警戒することが重要です。

全世界に情報を発信しているという意識を持ちましょう

安全を確保するためには、常に周囲の状況に注意を払い、

リスクがある場合には即座に対処することが必要です。

たかが写真1枚と思っても、ガラスに反射し映り込んだ自分の姿や

気づかなかった背景の一部が思いもよらないトラブルを呼ぶこともあります。

楽しい旅行を安全に過ごすために、安全第一の心構えを持ちましょう!

ABOUT ME
おケイ
旅行会社勤務歴10年以上継続中。国家資格である国内・総合旅行取扱管理者、総合添乗員、トラベルコーディネーターの資格を保有しております。 日々旅行の相談を受け、時にはコースを作り、時には添乗員として出かけることもあります。 皆さまの旅行を向上させるをモットーに、旅行のクオリティがぎゅんぎゅん上がる! いつもの上行く、思い出に残る旅行のアイディアをご提案してゆきます。